局部的強弱記号を表示/非表示にする

たとえば「⁠sim.⁠」など強弱記号の修飾語句を、強弱記号を伴わない形で表示させる場合などには、 などの局部的強弱記号の表示/非表示を個別に切り替えることができます。この操作は現在のレイアウトとフレームチェーンのみに対して、もしくはすべてのレイアウトとフレームチェーンに対して行なえます。

前提

  • 浄書モードの場合は、浄書ツールボックスで「グラフィックの編集 (Graphic Editing)」を選択しておきます。

  • ローカルのプロパティ変更に関して、適切なプロパティ範囲を選択しておきます。

手順

  1. 非表示にする局部的強弱記号、または表示する局部的強弱記号のガイドを選択します。この操作は記譜モードおよび浄書モードで行なえます。
  2. プロパティパネルの「強弱記号 (Dynamics)」グループで、「強弱記号を非表示 (Hide intensity marking)」をオンまたはオフにします。

結果

「強弱記号を非表示 (Hide intensity marking)」をオンにすると選択した局部的強弱記号が非表示になり、オフにすると表示されます。プロパティ範囲を「ローカル (Locally)」に設定している場合、この変更は現在のレイアウトおよびフレームチェーンのみに影響します。

同じ位置に他の強弱記号がない場合、非表示になった位置にはガイドが表示されます。ただし初期設定では、ガイドは印刷されません。