キューの重ね合わせ

複数の連続するキューをプレーヤーに提示することで、音楽の流れを追いやすくなる場合があります。Dorico Pro は、キューの有用な情報を柔軟にプレーヤーに伝えるために、キューが重なり合うことを認めています。

ただし、キューが他のキューと同じリズム上の位置に存在する場合、それぞれの符尾の方向の自動調整は行なわれません。たとえば、Violin 1 から Violin 2 に受け渡されるメロディーを表示し、この 2 つのキューが重なり合う場合で、どちらのインストゥルメントも符尾が上向きに表示されるのがデフォルトである場合、キューは 2 つとも符尾が上向きの音符で表示されます。

キューの符尾の方向のデフォルトを個別に上書きして、重なり合うキューを読みやすくできます。