コードの構成要素

コード記号はルートとクオリティーによって構成され、これに必要に応じて音程、オルタレーション、オンコードが加わります。

ルート

コードのルート音は、ノート名またはスケール上の特定の度数のいずれかによって表現されます。

クオリティー

メジャー、マイナー、ディミニッシュ、オーギュメント、ハーフディミニッシュ、または 6 や 9 などの音を加えることで、コードのタイプを定義します。

音程

コード記号には、メジャー 7th や 9th といった追加の音程を 1 つ以上含められます。コード記号内に記される音程は、⁠テンション⁠とも呼ばれます。

オルタレーション

通常コードに予測されるものとは異なるコードの構成音を定義します。たとえば、シャープ 5th、フラット 9th、sus や omit があります。

オンコード

コードの最低音がルート音とは異なる場合、コード記号は Cm75/E のようにオンコードとして記されます。