アンサンブルタイプごとの大括弧によるグループ化の変更

レイアウトごとにアンサンブルタイプを変更することで、大括弧にどの譜表を含めるかを変更できます。たとえば、すべての打楽器プレーヤーを含むパートレイアウトの括弧のくくり方をフルスコアレイアウトの打楽器の譜表と変える必要がある場合などに便利です。

初期設定では「オーケストラ (Orchestral)」が選択されています。小アンサンブル用のプロジェクトでは、この設定を変更することをおすすめします。

手順

  1. [Ctrl]/[command]+[Shift]+[L] を押して「レイアウトオプション (Layout Options)」を開きます。
  2. ブラケットのグループ化のアンサンブルタイプを変更するレイアウトを「レイアウト (Layouts)」リストから選択します。

    初期設定では、楽譜領域で選択されているものと同じレイアウトが選択された状態のダイアログが表示されます。アクションバーの選択オプションを使用し、[Shift] を押しながら隣接するレイアウトをクリックして、[Ctrl]/[command] を押しながら個々のレイアウトをクリックすると、他のレイアウトを選択できます。

  3. カテゴリーリストの「大括弧と中括弧 (Brackets and Braces)」を選択します。
  4. 「アンサンブルタイプ (Ensemble type)」で以下のいずれかのオプションを選択します。

    • 大括弧なし (No brackets)

    • オーケストラ (Orchestral)

    • 小アンサンブル (Small ensemble)

    • 吹奏楽 (Wind band)

    • ビッグバンド (Big band)

    • 英国式ブラスバンド (British brass band)

  5. 「適用 (Apply)」をクリックしてから「閉じる (Close)」をクリックします。

結果

選択したレイアウトの大括弧のグループ化に関するデフォルトが変更されます。

ヒント

  • 大括弧のグループ内にインストゥルメントが 1 つしかない場合の大括弧の表示/非表示を切り替えたり、譜表が 1 つだけ表示されている場合の中括弧の表示/非表示を切り替えたりするなど、「大括弧と中括弧 (Brackets and Braces)」ページには括弧に関するより詳細なオプションが用意されています。

  • また、そのレイアウトの大括弧のグループ化に関する設定より優先される形で、特定の譜表にカスタムの大括弧/中括弧のグループを設定することもできます。ただし、空白の譜表に大括弧/中括弧を表示したり変更したりすることはできません。