第 2 連桁の連桁線の数を変更する

第 2 連桁に表示される連桁線の数を、プロジェクト全体の設定とは別に変更できます。

前提

浄書モードの場合は、浄書ツールボックスで「グラフィックの編集 (Graphic Editing)」を選択しておきます。

手順

  1. 連桁線の数を変更する第 2 連桁の右側にある音符を選択します。この操作は記譜モードおよび浄書モードで行なえます。
  2. もしも選択した音符がいずれも第 2 連桁の既存の分割位置のすぐ後ろにない場合、必要に応じて、以下のいずれかの操作を行なって第 2 連桁を分割します。
    • プロパティパネルの「連桁 (Beaming)」グループで「第 2 連桁を分割 (Split secondary beam)」をオンにします。

      補足

      音符しか選択していない場合、「連桁 (Beaming)」グループはプロパティパネルにのみ表示されます。

    • 「編集 (Edit)」 > 「連桁 (Beaming)」 > 「第 2 連桁を分割 (Split Secondary Beam)」を選択します。このオプションはコンテキストメニューでも選択できます。

  3. プロパティパネルで、「第 2 連桁を分割 (Split secondary beam)」メニューから表示させたい連桁線の数に一致する音価を選択します。

結果

選択した音符のすぐ左側にある連桁線の数が変更されます。

補足
  • 第 2 連桁の分割位置に表示される連桁線の数は、第 2 連桁の連桁数より少ない数にしか設定できません。たとえば、64 分音符で構成される第 2 連桁を分割する場合、分割位置に表示される連桁線の最大数は、32 分音符の音価を示す 3 本となります。

  • 各フローで表示される第二連桁の連桁線のデフォルトの数字を個別に変更するには、「記譜 (Write)」 > 「記譜オプション (Notation Options)」にある「連桁のグループ化 (Beam Grouping)」ページで設定を行ないます。