譜表が複数ある場合の譜表をまたぐ連桁の配置

インストゥルメントに 3 つ以上の譜表がある場合、譜表をまたぐ連桁は何通りかが考えられます。たとえば、連桁が一番上と 2 番めの譜表の間に配置される場合や、2 番めと一番下の譜表の間に配置される場合もあります。

連桁がまたがる譜表が 2 つだけの場合、譜表をまたぐ連桁はこの 2 つの譜表の間に配置されます。

1. 譜表が 3 つあるインストゥルメントで、上の 2 つの譜表をまたぐ連桁
2. 譜表が 3 つあるインストゥルメントで、下の 2 つの譜表をまたぐ連桁

連桁グループの音符が 3 つの譜表すべてに乗っている場合、連桁の位置は各譜表の音符の符尾の方向に基づいて決定されます。

  1. 連桁グループのすべての音符の符尾が上向きであれば、連桁は一番上の譜表の上に配置されます。

  2. 連桁グループのすべての音符の符尾が下向きであれば、連桁は一番下の譜表の下に配置されます。

  3. 一番上の譜表の音符の符尾が下向きで、下の 2 つの譜表の音符の符尾が上向きの場合、連桁は一番上と 2 番めの譜表の間に配置されます。

  4. 上の 2 つの譜表の音符の符尾が下向きで、一番下の譜表の音符の符尾が上向きの場合、連桁は 2 番めと一番下の譜表の間に配置されます。

補足

符尾の方向を指定していない場合、連桁を配置したい場所ではなく、音符が入力された譜表の上または下に連桁が配置されることがあります。

連桁を特定の譜表の間に配置するには、連桁グループの音符の符尾の方向を変更します。