小節の分割

各小節の拍数を変更することで、リズムを基準にして小節を分割できます。また、組段またはフレーム区切りをまたいで小節を視覚的に分割することもできます。これは不規則な拍子や多拍子のパッセージを持つ楽譜で必要になる場合があります。

拍子記号を新規に挿入して小節を分割する

拍子記号を任意のリズム上の位置で変更することで、小節を 2 つ以上に分割できます。新しい拍子記号は、次の既存の拍子記号の位置か、フローの終了位置のいずれか先に到達したところまで適用されます。

補足

既存の小節の途中で拍子記号を変更する場合は、混乱を避けるために、前の小節の最初に別の拍子記号を入力して新しいデュレーションを反映することをおすすめします。

小節線を新規に挿入して小節を分割する

標準の小節線 (縦線) 以外の小節線を小節の途中のどこかに新規に挿入する場合も、拍子記号に影響を与えずに小節を分割できます。ただし、標準の小節線 (縦線) を既存の小節の途中のどこかに挿入すると、その位置以降の拍子記号がリセットされます。

たとえば、4/4 の小節の 3 つめの 4 分音符を選択して新規に小節線を挿入すると、追加した小節線の位置から開始する 4/4 の小節が作成されます。これにより、小節線の左側に拍子記号が付かない 2/4 の 1 小節相当の小節が残りますが、追加した小節線より右の小節は、次の拍子記号の位置かフローの終了位置のいずれか先に到達したところまで、すべて 4/4 の小節となります。

小節内に手動で追加した各小節線 (単線とティックを除く) の位置にガイドが表示されます。

1. 4/4 拍子の 2 小節
2. 最初の 4/4 の途中で標準の小節線が挿入されたため、その位置から新たに 4/4 の小節が開始される