微分音の臨時記号

微分音の臨時記号は、洋式の調性で一般的に使用される半音階よりも細かい、クォーターシャープやクォーターフラットのようなピッチを示します。

「平均律 (24-EDO) (Equal temperament (24-EDO))」などの微分音の臨時記号を使用する調性を選択すると、微分音の臨時記号を使用できるようになります。

デフォルトの調性は「平均律 (12-EDO) (Equal temperament (12-EDO))」であり、「調号、調性システム、臨時記号 (Key Signatures, Tonality Systems and Accidentals)」パネルの「調性 (Tonality System)」セクションで確認できます。このオプションが選択されている場合、パネルの「臨時記号 (Accidentals)」セクションで使用できる臨時記号は、半音 (セミトーン) の臨時記号 (シャープ、フラット、ダブルフラットなど) のみです。「平均律 (12-EDO) (Equal temperament (12-EDO))」には微分音の臨時記号は含まれません。

楽譜の特定のパッセージの調性を変更して、使用できる微分音の臨時記号を変えることができます。オクターブの分割法、調号および臨時記号をカスタマイズして、独自の調性を定義することもできます。

補足

従来の調号を使用しない場合でも、調性を変更して微分音の臨時記号を使用するためには、オープンキーまたは無調の調号を入力する必要があります。