テキストオブジェクトを組段の開始位置に揃える
パラグラフスタイルの組段の配置設定とは関係なく、組段の開始位置にある個々のテキストオブジェクトを、最初の音符/休符ではなく組段の小節線に揃えることができます。この操作は現在のレイアウトとフレームチェーンのみに対して、もしくはすべてのレイアウトとフレームチェーンに対して行なえます。
前提
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浄書モードの場合は、浄書ツールボックスで「グラフィックの編集 (Graphic Editing)」を選択しておきます。
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ローカルのプロパティ変更に関して、適切なプロパティ範囲を選択しておきます。
手順
- 組段の開始位置に揃えるテキストオブジェクトを選択します。この操作は記譜モードおよび浄書モードで行なえます。
- プロパティパネルの「テキスト (Text)」グループで「組段の開始位置に揃える (Align with system start)」をオンにします。
- 対応するチェックボックスをオン/オフにします。
結果
チェックボックスをオンにすると選択したテキストオブジェクトが組段の開始位置に揃えられ、オフにすると組段の最初の音符/休符に揃えられます。プロパティ範囲を「ローカル (Locally)」に設定している場合、この変更は現在のレイアウトおよびフレームチェーンのみに影響します。
このプロパティをオフにすると、テキストオブジェクトはパラグラフスタイルの組段の配置設定に従います。
ヒント
組段の開始位置に対する各パラグラフスタイルのデフォルトの配置は「パラグラフスタイル (Paragraph Styles)」ダイアログで変更できます。
例
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