グラフィックスライスパネル
グラフィックスライスパネルでは、グラフィックスライスの作成や書き出しを行なったり、グラフィックファイルの形式、カラーモード、解像度、書き出しパスを変更したりできます。このパネルは浄書モードのウィンドウの左側にあります。
グラフィックスライスパネルには以下のものがあります。
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スライスを作成 (Create Slice)
グラフィックスライスを作成できます。
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グラフィックスライスの表
現在のフロー内にあるすべてのグラフィックスライスが表示されます。この表には以下のコラムがあります。
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スライス名 (Slice name): 対応するグラフィックスライスの現在の名前が表示されます。書き出し時にはファイル名として使用されます。名前を新規に入力するか、既存の名前を編集できます。
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ページ (Page): 対応するグラフィックスライスがあるレイアウト内のページ番号が表示されます。
表の最下部のアクションバーには以下のオプションがあります。
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グラフィックスライス名を変更 (Rename Graphic Slice) : 選択したグラフィックスライスの名前を変更できます。
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グラフィックスライスを削除 (Delete Graphic Slice) : 選択したグラフィックスライスを削除します。
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画像設定
選択したグラフィックスライスのグラフィックファイルの形式、カラーモード、画像解像度を変更できます。
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「保存先のフォルダー (Destination folder)」フィールド
書き出すグラフィックスライスの保存先が表示されます。初期設定では、これは Dorico プロジェクトと同じフォルダーです。書き出しパスを変更すると、それ以降に作成するグラフィックスライスには最後に指定した書き出しパスが使用されます。
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フォルダーを選択 (Choose Folder)
エクスプローラー (Windows) または Finder (Mac) を開いて、保存先を変更できます。
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すべて書き出し (Export All)/選択範囲を書き出し (Export Selected)
グラフィックスライスを選択していない場合はすべてのグラフィックスライスが、選択している場合は現在選択しているグラフィックスライスのみが、現在の書き出し設定を使用して書き出されます。