グラフィックスライスの書き出しパスの変更
グラフィックスライスの書き出し先フォルダーのパスを指定できます。グラフィックスライスごとに異なる書き出しパスを指定した場合でも、すべてのグラフィックスライスを同時に書き出すことができます。
初期設定では、グラフィックスライスはプロジェクトファイルと同じフォルダーに書き出されます。プロジェクトをまだ保存していない場合、グラフィックスライスは「Dorico プロジェクト (Dorico Projects)」フォルダーに保存されます。
前提
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浄書ツールボックスで「グラフィックスライス (Graphic Slices)」を選択しておきます。
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左パネルが表示されます。
手順
- グラフィックスライスパネルで、書き出しパスを変更するグラフィックスライスを選択します。
- 「保存先のフォルダー (Destination folder)」フィールドの横の「フォルダーを選択 (Choose Folder)」 をクリックして、エクスプローラー (Windows) または Finder (Mac) を開きます。
- 保存先のフォルダーを探して選択します。
- 「フォルダーを選択 (Select Folder)」 (Windows) /「開く (Open)」 (macOS) をクリックして、「保存先のフォルダー (Destination folder)」フィールドに新しいパスを指定します。
- 必要に応じて、書き出しパスを変更する他のグラフィックスライスにも手順 1 から 4 を繰り返します。
結果
選択したグラフィックスライスの書き出しパスが変更されます。グラフィックスライスを書き出すと、グラフィックスライスパネルのグラフィックスライスの表に表示された名前がファイル名として使用されます。
補足
使用するオペレーティングシステムが違うユーザーから受け取ったプロジェクトなどでは、指定された書き出しパスにアクセスできない場合があります。その場合、Dorico Pro によって書き出しパスがプロジェクトファイルと同じフォルダーに自動的に変更されます。
手順終了後の項目
画像設定や書き出しパスの異なるグラフィックスライスを含め、グラフィックスライスは同時に書き出すことができます。