ポップオーバーを使った拍子記号の入力
拍子記号のポップオーバーを使用して拍子記号を入力できます (弱起 (アウフタクト) 付きの拍子記号を含む)。ステップ入力中に行なうことも、既存の楽譜に追加することもできます。 拍子記号を 1 つの譜表だけに入力することもできます。
補足
弱起 (アウフタクト) を入力するには、入力したい上拍を含む新しい拍子記号を入力する必要があります。たとえば、拍子記号のポップオーバーに「4/4,1」と入力すると、4 分音符 1 つ分の上拍が付いた 4/4 の拍子記号が作成されます。
コンマのあとの数字は、拍子記号の分母で指定されたリズム単位の倍数を示します。たとえば、「4/4,0.75」と入力すると符点 8 分音符の上拍が作成され、「6/8,2」と入力すると 8 分音符 2 つ分の上拍が作成されます。
手順
結果
ステップ入力中、小節の途中であっても、キャレットの位置に拍子記号が入力されます。
楽譜に拍子記号を追加する場合、小節の途中であっても、選択した小節線の右隣または選択した音符の左隣に追加されます。
後続のすべての小節は、次の拍子記号またはフローの終わりのいずれか早い方の位置まで、入力した拍子記号に従います。Dorico Pro によって必要に応じて小節が自動的に入力および移動されるため、後続の楽譜の小節は正しくなります。