自動保存の場所の変更

Dorico Pro が自動保存ファイルの保管に使用するフォルダーを変更できます。初期設定では、Dorico Pro はユーザーアカウントの「ドキュメント (Documents)」フォルダーを初期設定場所とする「Dorico プロジェクト (Dorico Projects)」フォルダー内の「AutoSave」フォルダーを使用します。

重要
  • Dorico Pro を終了すると「AutoSave」フォルダー内のすべてのファイルが自動的に削除されるため、メインの「Dorico プロジェクト (Dorico Projects)」フォルダーを自動保存の場所に指定しないことを強くおすすめします。つまり、「AutoSave」フォルダーに保存したプロジェクトがある場合、Dorico Pro を終了するとそれらのプロジェクトは削除されます。

  • Dorico Pro が指定されたフォルダーに書き込めない場合、プロジェクトを自動保存できません。この場合に警告は発せられないため、自動保存の場所は、お使いのユーザーアカウントでそこに正常にファイルを保存できることが確実でなければ、変更しないことをおすすめします。

手順

  1. [Ctrl]/[command]+[,] (コンマ) を押して「環境設定 (Preferences)」を開きます。
  2. ページリストの「全般 (General)」をクリックします。
  3. 「ファイル (Files)」セクションで、「自動保存フォルダー (Auto-save folder)」フィールドの横の「選択 (Choose)」 をクリックしてエクスプローラー (Windows) または Finder (Mac) を開きます。
  4. エクスプローラー (Windows) または Finder (Mac) で、プロジェクトを自動保存するフォルダーの場所まで移動して選択します。
  5. 「開く (Open)」(macOS)/「フォルダーの選択 (Select Folder)」(Windows) をクリックして、「自動保存フォルダー (Auto-save folder)」のフィールドに新規パスを入力します。
  6. 「適用 (Apply)」をクリックしてから「閉じる (Close)」をクリックします。

結果

デフォルトの自動保存フォルダーが変更されます。指定したフォルダーが存在しない場合、Dorico Pro はこれを作成します。