最初の音符の入力

ここでは、音符の入力方法を説明します。最初に拍子記号や調号を追加することなく音符の入力を開始できます。

前提

  • MIDI キーボードを設定しておきます。

    補足

    MIDI キーボードが設定されていない場合は、コンピューターキーボードで音符の入力を開始できます。

  • 設定モードでピアノプレーヤーを 1 人追加しておきます。

  • 記譜モードを選択しておきます。

手順

  1. ソロプレーヤーを追加したときに調号の横に自動的に挿入された休符を選択します。


  2. 以下のいずれかの操作を行なって、音符の入力を開始します。

    • [Shift]+[N] または [Return] を押します。

    • 休符をダブルクリックします。

    キャレットが有効になり、譜表上に表示されます。



  3. 音符パネルでデュレーションを選択します。
    補足

    Dorico Pro の初期設定では、4 分音符が選択されます。

  4. MIDI キーボードで音を鳴らしはじめるか、コンピューターキーボードで [A]、[B]、[C]、[D]、[E]、[F]、[G] のキーを押して対応するピッチを入力します。

    入力された音よりもピッチを高く、または低くしたい場合は、音域を強制的に変更できます。

    • 直前に入力した音符の上に音符を入力するには、[Shift]+[Alt] を押しながら音符を表わすアルファベットを押します。

    • 直前に入力した音符の下に音符を入力するには、[Ctrl] (macOS) または [Ctrl]+[Alt] (Windows) を押しながら音符を表わすアルファベットを押します。

    補足

    Mac の場合は、[command] ではなく、[Ctrl] を押してください。

結果

入力または再生したピッチは、音符として入力されます。

例



図: 最後の音符を入力したあとにキャレットが有効になっている例