休符の削除

Dorico では、現在の拍子記号や小節内の位置に応じて、入力する音符間に自動的に休符が表示されます。小節番号 29 のように、経過音を記譜するために声部を使用する場合、その声部の休符は必ずしも必要とは限りません。このような場合、休符を削除できます。

手順

  1. 小節番号 29 で、譜表をクリックして小節内のすべてのアイテムを選択します。

    小節番号 29 のすべてを選択したところ

  2. 「編集 (Edit)」 > 「休符を削除 (Remove Rests)」を選択します。

結果

選択範囲内のすべての休符が削除されます。これは、必要な音符のプロパティパネルの「音符と休符 (Notes and Rests)」グループにある「声部開始 (Starts voice)」「声部終了 (Ends voice)」プロパティを自動的にオンにして、選択領域内に休符が表示されないようにするものです。

小節番号 29 から休符が削除されたところ