キャレット

これ以降のタスクでは、キャレットを使用して音符を入力します。Dorico では、キャレットは、音符、和音、または記譜項目を入力できる位置を示す縦線です。

キャレットの横には、現在選択している声部の符尾の方向とタイプを示す音符記号が表示されます。その声部が新しい場合は一緒にプラス記号が表示されます。

音符を入力できる状態のト音譜表上のキャレット

キャレットの外観と動作は、入力モードと現在選択している声部の番号に応じて変わります。たとえば、音符の入力中は音符を入力するたびにキャレットが次のリズム上の位置に自動的に移動しますが、和音やタブ譜上の音符を入力する場合はキャレットが自動的に移動しません。また、装飾音符を入力するときやスラッシュ付き声部に音符を入力するとき、あるいは挿入モードや和音モードが有効になっているときはキャレットの外観が変化します。