アーティキュレーションの追加
この楽譜には、マルカート記号、テヌート記号、スタッカート記号などのさまざまなアーティキュレーションが含まれています。アーティキュレーションは既存の音符に入力することも、音符を入力しながら入力することもできます。
手順
- 上の譜表の小節番号 2、4、18、20 の G を [Ctrl]/[command] を押しながらクリックします。
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[:] を押して、選択したすべての音符にマルカートを追加します。
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アーティキュレーションは、ウィンドウの左側にある音符パネルで対応するボタンをクリックして選択することもできます。
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- 小節番号 6、8、22 の 3 拍めの F の 4 分音符を [Ctrl]/[command] を押しながらクリックします。
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[[] を押して、選択したすべての音符にスタッカートを追加します。
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次に、音符とアーティキュレーションを同時に入力してみましょう。次に入力するアーティキュレーションは小節番号 24 小節の最後にあり、小節番号 23 ~ 24 のフレーズは小節番号 21 ~ 22 と同じであるため、ほとんどの部分はコピーできます。
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- 小節番号 21 で、上の譜表の 8 分休符を選択します。
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上の譜表の小節番号 22 の 2 拍めの F を [Shift] を押しながらクリックして、上の譜表のその音符までのすべてを選択します。
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上の譜表の小節番号 23 の開始位置を、[Alt/Opt] を押しながらクリックします。
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これにより、クリップボードにコピーすることなく、マウスポインターに最も近い位置 (リズムグリッドの間隔で決まる) に選択した素材がコピーされます。32 分音符など、リズムグリッドの間隔が非常に小さい場合は、[Alt/Opt] を押しながらクリックする際に、4 分音符などの大きな値に設定するときよりも正確な場所をクリックする必要があります。
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- 小節番号 24 で、上の譜表の 3 拍めの 4 分休符を選択します。
- [Shift]+[N] を押して音符の入力を開始します。
- [[] を押してスタッカートを選択します。
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[F] を押してスタッカート付きの F を入力します。
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Dorico では、アーティキュレーションをオフにするか音符の入力を終了するまで、入力するすべての音符に選択したアーティキュレーションが適用されます。これは、選択した記号が入力する次の音符にのみ適用される臨時記号とは異なります。
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[[] をもう一度押してスタッカートをオフにします。
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次の手順では、楽譜を進めて、連続する音符をテヌート記号付きで入力する方法を説明します。
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- [Ctrl]/[command]+[→] を押すたびにキャレットが次の小節に移動するので、小節番号 39 の開始位置までキャレットを進めます。
- []] を押してテヌートを選択します。
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[D]、[F]、[B] の順に押して、各ピッチをテヌートのアーティキュレーション付きで入力します。
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この小節の下の譜表にもテヌート記号付きの 4 分音符を 3 つあるため、これらの音符を入力できるようキャレットを戻します。
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- [Ctrl]/[command]+[←] を押してキャレットを小節番号 39 の開始位置まで戻します。
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[↓] を押してキャレットを下の譜表に移動します。
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[0] を押してナチュラルの臨時記号を選択し、[G]、[F]、[E] の順に押して、各ピッチをテヌートのアーティキュレーション付きで入力します。
- [Esc] または [Return] を押して音符の入力を無効にします。
結果
既存の音符にアーティキュレーションを追加し、アーティキュレーション付きの音符を入力しました。