音符と譜表をまたぐ連桁のスペーシングの変更
3 ページめの残りの楽譜を 1 ~ 2 ページに収めるには、各組段により多くの小節が収まるように、音符のスペーシングの最小値を小さくします。同時に、譜表をまたぐ連桁の符尾間の間隔を均等にできます。
手順
- [Ctrl]/[command]+[Shift]+[L] を押して「レイアウトオプション (Layout Options)」を開きます。
- カテゴリーリストの「音符のスペーシング (Note Spacing)」をクリックします。
- 「4 分音符のデフォルトのスペーシング (Default space for crotchet/quarter note)」に「3 1/4」と入力します。
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「短音符のスペーシング最小値 (Minimum space for short notes)」に「1 1/2」と入力します。
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または、この値に達するまで数値フィールドの右側の下矢印をクリックします。
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- 「譜表間の連桁のスペーシングの最適化 (Optical spacing for beams between staves)」をオンにします。
- 「適用 (Apply)」をクリックしてから「閉じる (Close)」をクリックします。
結果
音符間の水平方向のスペーシングの最小値が小さくなることで、各組段により多くの小節が表示され、楽譜全体を 2 ページに収めることができます。それでも 2 ページに収まらない場合は、前のタスクで説明したパラメーターを少しずつ調整してみてください。
小節番号 33 ~ 35 の譜表をまたぐ連桁のスペーシングが最適化され、符頭間の間隔ではなく符尾間の間隔が均等になります。この楽譜は、符尾間の間隔を均等にして符頭間の間隔を大きくしたことで結果的に見栄えが良くなりましたが、場合によっては符頭間の間隔を均等にした方がいいケースもあります。