コンデンシング

コンデンシングとは、複数のプレーヤーの楽譜を通常より少ない譜表に表示する処理のことです。通常は、フルート 1 と 2 やホルン 1 ~ 4 など、同じタイプの複数のインストゥルメントが譜表を共有できるようにすることでコンデンシングを行ないます。

自動コンデンシングを利用できるのは Dorico Pro のみであり、Dorico Elements でコンデンシングを有効にすることはできません。ただし、コンデンシングを有効にしたレイアウトを含むプロジェクトを読み込んだり開いたりした場合、これらの譜表はコンデンシングされたまま保持されます。

補足
  • コンデンシングされた譜表では何も選択できません。

  • ギャレービューではコンデンシングが有効にならないため、ギャレービューに切り替えることですべての譜表を個別に表示できます。ギャレービューに切り替えても現在のレイアウトのコンデンシングが無効になることはありません。

  • プロジェクト内のいずれかのレイアウトでコンデンシングを有効にすると、多くの計算が必要になるため、Dorico Elements の動作が遅くなることがあります。

コンデンシングのチュートリアル動画 (英語)