ポップオーバーを使った音部記号の入力

音部記号とオクターブ線のポップオーバーを使用して音部記号を入力できます。ステップ入力中に行なうことも、既存の楽譜に追加することもできます。このポップオーバーを使用して既存の音部記号のタイプを変更することもできます。

Dorico Elements では、音部記号を非表示にはできません。したがって、音部記号を表示させない場合、不可視の音部記号を入力する必要があります。

手順

  1. 記譜モードで、以下のいずれかの操作を行ないます。

    • 音符の入力を開始します。

    • 新しい音部を開始する位置にある音符を選択します。

  2. [Shift]+[C] を押して音部記号やオクターブ線のポップオーバーを開きます。
  3. 使用する音部記号のエントリーをポップオーバーに入力します。

    たとえば、「bass」または「G8ba」と入力します。

  4. [Return] を押してポップオーバーを閉じます。

結果

ステップ入力中、キャレットの位置に音部記号が入力されます。音部記号の入力後は音符の入力状態になるため、続けて音符と音部記号を必要なだけ入力できます。

楽譜に音部記号を入力すると、選択した符頭のすぐ前に音部記号が追加されます。追加した音部記号は、次の音部記号の位置またはフローの終わりまでにある譜表のすべての音符に適用されます。

音部記号は、次の音部記号またはフローの終わりのいずれか早い方の位置までにある譜表のすべての音符に適用されます。