臨時記号の書き換え
たとえばフレーズ内のステップ移動を明確に表示したり、和音内のオルタードユニゾンを回避したりするために、音符が異名同音で表示されるよう音符の異名同音表記を変更できます。これはすべてのレイアウト、またはパートレイアウトにのみ行なえます。
Dorico Elements は、調号とコンテキストに基づいてピッチの表記を自動的に決定するアルゴリズムを使用しています。
Dorico Elements では異名同音表記に臨時記号グリフを 2 つまで表示できるため、各ピッチには常に少なくとも 3 つのオプションがあります。つまり、元のピッチを 2 つ下または 2 つ上の音符のノート名で表記できれば、最大 2 つの臨時記号グリフを使用して、同じ音符を 4 つの方法で表記できます。たとえば、F♯ は 2 つの臨時記号グリフを使用しますが、トリプルフラットの臨時記号グリフは 1 つのため、B は G♯ の異名同音表記として使用できます。
手順
結果
選択した音符の異名同音表記が変更されます。