譜表のスペーシング

フレーム内の譜表や組段の垂直位置は、譜表のスペーシングと呼ばれます。譜表のスペーシングの計算には、譜表の高さおよび譜表と組段との間に必要な間隔が考慮されます。

プロジェクト全体で譜表のスペーシングを変更

「設定 (Setup)」「レイアウトオプション (Layout Options)」「垂直方向のスペーシング (Vertical Spacing)」ページで、各レイアウトの垂直方向/譜表のスペーシングのデフォルト値を個別に変更できます。

オプションを使用して理想的なスペーシングを設定すると、可能な限り近い値でスペーシングが再現されます。たとえば、レイアウトの各フレームに含めることのできる組段数を決定する計算の一部には、譜表の高さ、譜表間の最小間隔、位置が極端に高い/低い音符と譜表の最大距離、ペダル線やテンポ記号といった垂直方向のスペースを必要とするその他のアイテムなどが考慮されます。ただし、この計算は垂直方向のスペーシングが決定する前に実行されるため、最終的には最適な数よりも多いまたは少ない組段数がフレームに割り当てられる場合があります。

使用できる垂直方向のスペーシングオプションを理解しておくことをおすすめします。