トランスポートウィンドウ
トランスポートウィンドウには、Dorico Pro のすべてのトランスポート機能が含まれます。トランスポートウィンドウには、ツールバーのトランスポートより詳細なトランスポート機能や、ツールバーにはないトランスポート機能が含まれています。
以下のいずれかの操作を行なって、トランスポートウィンドウの表示/非表示を切り替えます。
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[F2] を押します。
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ツールバーの「トランスポートバーを表示 (Show Transport Bar)」をクリックします。
トランスポートウィンドウには、以下の情報と機能が含まれます。
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小節/拍ディスプレイ
現在のフローの小節と拍に対する再生ヘッドの位置が、小節、拍、16 分音符、16 分音符テンポ 120 の順で表示されます。
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タイムディスプレイ
再生ヘッドの位置が、経過時間 (時間,分、秒、ミリ秒の順) で表示されます。または、現在のフローの再生ヘッドのタイムコード位置を、時間、分、秒、フレームの順で表示できます。
タイムディスプレイに経過時間とタイムコードのどちらを表示するかを切り替えるには、タイムディスプレイをクリックします。
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フローの最初に巻き戻し (Rewind to Beginning of Flow)
フローの最初に再生位置を移動します。
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巻き戻し (Rewind)
クリックするたびに、再生ヘッドが 2 分音符分巻き戻しされます。
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高速早送り (Fast Forward)
クリックするたびに、再生ヘッドが 2 分音符分早送りされます。
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停止 (Stop)
再生を停止します。
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再生ヘッドの位置から再生 (Play From Playhead Position)
現在の再生ヘッドの位置から再生を開始します。
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選択位置から再生 (Play from Selection)
楽譜領域で選択している最初のアイテムの位置から再生を開始します。
複数の譜表上のアイテムを選択するか、単一の譜表上の複数のアイテムを選択した場合は、アイテムを選択している譜表のみが再生されます。
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録音 (Record)
MIDI 録音を開始/停止します。
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非録音時のMIDI入力データを記録 (Retrospective Record)
明示的に MIDI 入力データを録音していなかった場合でも、直前の再生中に演奏した MIDI データを取得して、任意の譜表に入力できます。
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クリック (Click)
再生および録音中にメトロノームクリックを再生/ミュートします。
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テンポ
再生と録音の両方に使用されるテンポが表示されます。再生ヘッドの現在の位置に従って値が、現在のモードに従って外観が変化します。