ギターコードのフレットボード (指板) 記号を、スコアの任意の位置に挿入できます。
ギター記号は記号インスペクターの「ギター記号 (Guitar Symbols)」セクション、そして「その他 (Other)」セクションにあります。
ギターライブラリーにないギター記号を挿入する場合の手順は以下のようになります。
手順
- 「その他 (Other)」セクションを開きます。
- ギターコード記号をクリックして、鉛筆ツールを起動します。
- 記号を置く位置をクリックします。
「ギター記号 (Guitar Symbol)」ダイアログが表示されます。
弦のフレットをクリックして点を付けます。
点を削除するためには、再度クリックしてください。
記号を追加するには、フレットの外側、弦の真上をクリックしてください。
続けてクリックすると、丸印 (開放弦)、バツ印 (ミュート)、無記号の順に切り替わります。
カポ (Capodaster) 番号を追加するためには、記号の左をクリックしてください。
続けてクリックすると、可能な範囲で番号を選択できます。
カポ記号 (弦上の太い線) を表示することもできます。「カポフレット (Capo String)」パラメーターを「0」よりも大きい値に設定してください。
「カポ終了 (Capo End)」と「カポ開始 (Capo Start)」の値を調整して、より少ない弦にまたがるカポ記号を作成できます。
コード記号の大きさは、「サイズ (Size)」のフィールドで設定します。
記号を水平方向に表示させるときには、「水平 (Horizontal)」チェックボックスをオンにしてください。
フレットはデフォルトで6つ表示されますが、それよりも多く、もしくは少なくしたい場合は、「フレット (Frets)」の値を変更してください。
- 「適用 (Apply)」をクリックします。
「ノートの挿入 (Insert Notes)」ボタンをクリックすると、スコアに実際のノートが挿入されます。
ギター記号を右クリックして、コンテキストメニューから「ノートを挿入 (Insert Notes)」を選択する方法もあります。
ダイアログが開いていれば、いつでも記号を編集できます。記号をダブルクリックし、修正を行なって「適用 (Apply)」をクリックします。記号を右クリックして、すでに「ギターコードライブラリー (Guitar Library)」で定義された記号を呼び出すこともできます。
補足 コンテキストメニューから「コード記号を作成 (Make Chord Symbol)」を選択すると、対応したコード記号がギター記号の上に表示されます。たとえばリードシートの作成時にとても役立つ機能です。