軌道コントロール

軌道コントロールは、(すべての入力チャンネルとポジショニングハンドルを含む) サラウンドフィールドの中心を軸にして音源を回転させるのを制御するために使用します。



  1. Orbit Center

  2. 「Radius」コントロール

Orbit Center

「Orbit Center」コントロールは、回転を行なうためのメインコントロールです。

「Radius」コントロール

「Orbit Center」コントロールを使用するとき、「Radius」エンコーダーを使用して、サラウンドフィールドの中心から音源までの距離を制御できます (アングルは変わりません)。

以下に例を示します。

図: a) 半径 = 141.4

図: b) 半径 = 116.5

グレーの円は、音源が中心の周りを軌道を描いて回転するときの論理的なパスを表わします。音源はパンエリアの外に出られないため、実際には境界線に沿って動きます。半径の設定を最大にすると (a)、論理パスはパンエリアの外になり、音源が常に境界線上を移動します。最大値より小さい設定 (b) では、円が小さくなり、音源がパンエリアの角の内側を移動します。

補足

「Rotate Signal」、「Orbit Center」、および「Radius」コントロールは、永久に回転するエンコーダーのため、左右どんなに遠くても、音源を回転させることができます。

重要

オートメーションの観点では、「Orbit Center」および「Radius」コントロールはパラメーターとして独立していません。これらのコントロールは、さまざまなオートメーションパラメーターとの組み合わせで使用されます。