タイムワープツール (Cubase Pro のみ)

タイムワープツールを使用すると、音楽のテンポに沿った音楽的な位置と時間/フレームに沿った時間的な位置を合わせるよう、調整することができます。

  • ミュージカルタイムベースの素材の位置を時間的な位置に合わせるよう調整できます。

  • ミュージカルタイムベースの素材をリニアタイムベースの素材に合わせるよう調整できます。

補足

タイムワープツールで作成できるテンポ値は最大 300BPM です。

ツールバーで「タイムワープ (Time Warp)」をオンにすると、ルーラーにテンポイベントがフラグとして表示され、その隣にテンポ値が表示されます。



プロジェクトウィンドウのツールバーで「タイムワープ (Time Warp)」をクリックしたあと、もう一度クリックすると、ポップアップメニューが表示されて以下のモードのいずれかを選択できます。



  • グリッドを移動 (Warp Grid)

    タイムワープツールをこのモードで使用すると、ミュージカルタイムベースに設定されたすべてのトラックの絶対的な時間位置が維持されます。

  • グリッドを移動 (ミュージカルイベントのポジションは保持) (Warp Grid (musical events follow))

    タイムワープツールをこのモードで使用すると、ミュージカルタイムベースに設定されたすべてのトラックが変化に追従します。

タイムワープツールをクリックすると、ディスプレイの小節/拍のグリッドにスナップするようになります。また、タイムワープツールを使用した編集時にタイムワープツールをマーカーまたはイベントの開始/終了位置にスナップさせるには、スナップをオンにして、「スナップのタイプ (Snap Type)」「イベント (Events)」に設定します。