ディザリングエフェクト

現在より低い解像度にミックスダウンする際には、「量子化エラー」が起こり、ノイズが発生することがあります。ディザリングエフェクトを使用すれば、そのようなノイズを制御できます。

ディザリングは、特定のノイズを非常に低いレベルで加えることで、量子化エラーによる影響を最小限に抑えます。このノイズは、一般的にはほとんど感知されないレベルのもので、この処理を行なわない場合に発生する歪みと比べると、はるかに望ましい結果が得られます。

補足

Cubase は内部的に 32 ビット浮動小数点演算を採用しています。すべての整数値の解像度はそれより低いということになります。ただし、16 ビット以下にミックスダウンする場合は、悪影響が顕著に表われます。