サイドチェーン信号を使用してダッキングディレイエフェクトを作成できます。この機能は、トラックに信号がない場合にだけディレイを効かせたい場合に有効です。
手順
- ディレイを施したいオーディオがあるオーディトラックを選択します。
- を選択します。
複製したトラックのイベントは、元のトラックに追加されるエフェクトのボリュームを下げるためだけに使用されます。
- 元のトラックを選択します。
- インスペクターの「Inserts」セクションを開き、たとえば、を選択します。
- そのエフェクトに希望する設定を行ない、「Side-Chain を有効化 (Activate Side-Chain)」をオンにします。
- トラックリストに戻り、複製されたトラックを選択します。
- インスペクターで、「アウトプットのルーティング (Output Routing)」をクリックし、設定した「PingPongDelay」エフェクトのサイドチェーンノードを選択します。
結果
複製したトラックの信号がエフェクトにルーティングされます。トラックのオーディオ信号が挿入されるたびに、ディレイエフェクトがオフになります。
補足 オーディオ信号が低いボリュームまたは中間的なボリュームである際にもディレイエフェクトがオフとなるように、複製したトラックのボリュームを調節してください。