トラックを読み込む (Cubase Pro のみ)

Nuendo または Cubase の別のプロジェクトからオーディオ、インストゥルメント、サンプラー、MIDI、コード、マーカー、およびビデオトラックを読み込むことができます。

オーディオ、インストゥルメント、MIDI、サンプラートラック

プロジェクトに新しいトラックが作成され、すべてのイベント、チャンネル設定、およびトラックバージョンが読み込まれます。

ただし、ミキサー設定のうち、チャンネルの表示/非表示とゾーン設定、録音可能状態、Send 先、およびデバイスパネルの設定は読み込まれません。ルーティング設定は、アクティブなプロジェクトと読み込まれるトラックに同じルーティング元およびルーティング先がある場合にのみ読み込まれます。

補足

既存のトラックの新しいトラックバージョンとしてトラックを読み込むこともできます。この新規トラックバージョンには読み込んだトラックの名前が付けられ、読み込んだトラックのすべてのイベントが含まれます。既存トラックのチャンネル設定はそのまま保持されます。読み込んだトラックに複数のトラックバージョンが含まれている場合は、アクティブなトラックバージョンだけが読み込まれます。

読み込んだトラックバージョンのタイプは、アクティブなプロジェクトのトラックと同じである必要があります。

マーカートラック

新規マーカートラックが作成されます。プロジェクトにすでに 10 個のマーカートラックがある場合、別のプロジェクトからマーカートラックを読み込むことはできません。この場合は、まず既存のマーカートラックを削除する必要があります。

補足

別の Steinberg アプリケーションのプロジェクトには、10 個を超えるマーカートラックが含まれていることがあります。このようなプロジェクトからマーカートラックを読み込む場合、「読み込みオプション (Import Options)」ダイアログで選択した最初の 10 個のマーカートラックだけがプロジェクトに読み込まれます。

コードトラック

コードトラックが作成されます。プロジェクトにすでにコードトラックが含まれている場合は、読み込まれたコードトラックで置き換えられます。

ビデオトラック

ビデオトラックが作成されます。プロジェクトにすでにビデオトラックがある場合、別のプロジェクトからビデオトラックを読み込むことはできません。この場合は、まず既存のビデオトラックを削除する必要があります。

補足

別の Steinberg アプリケーションのプロジェクトには、複数のビデオトラックが含まれていることがあります。複数のビデオトラックを含むプロジェクトからビデオトラックを読み込む場合、「読み込みオプション (Import Options)」ダイアログで選択した最初のビデオトラックだけがプロジェクトに読み込まれます。