VST 3 インストゥルメントからマッピング情報を抽出し、新規のエクスプレッションマップに変換できます。これにより、頻繁に使用するインストゥルメントのエクスプレッションマップを形成できます。
手順
使用する VST インストゥルメントを起動し、MIDI トラックまたはインストゥルメントトラックに割り当てます。
キースイッチが含まれたインストゥルメントプリセットを読み込みます。
Cubase に付属するのは、エクスプレッションマップと一緒に使用することを前提にあらかじめ作られたいくつかのトラックプリセットです。これらは、キースイッチを利用し、異なるアーティキュレーションのサウンドを含んでいます。そのようなプリセットは接尾辞が「VX」 になっています。
MIDI トラックまたはインストゥルメントトラックのインスペクター で、「エクスプレッションマップ (Expression Map)」 セクションを開きます。
「このトラック用のエクスプレッションマップの選択 (Select Expression Map for the track)」 をクリックします。
ポップアップメニューから「エクスプレッションマップ設定 (Expression Map Setup)」 を選択します。
「エクスプレッションマップ設定 (Expression Map Setup)」 ウィンドウが開きます。
設定を行ない、マップの名前を入力して「保存 (Save)」 をクリックします。
結果
エクスプレッションマップが保存されます。保存したエクスプレッションマップは、インスペクター の「エクスプレッションマップ (Expression Map)」 セクションの「このトラック用のエクスプレッションマップの選択 (Select Expression Map for the track)」 ポップアップメニューから読み込むことができます。