ジョブキューを使用したオーディオファイルへのミックスダウン

ジョブキューを作成して複数のオーディオファイルをミックスダウンできます。これにより、異なるファイル形式の符尾やキューでも書き出すことができます。最大 20 個の書き出しジョブを作成し、それらをジョブキューに追加できます。ジョブキューはプロジェクトと共に保存されます。

手順

  1. 「ファイル (File)」 > 「書き出し (Export)」 > 「オーディオミックスダウン (Audio Mixdown)」を選択します。
  2. 「チャンネルの選択 (Channel Selection)」セクションで、以下のいずれかの操作を行ないます。
    • 単一のオーディオチャンネルを書き出すには「単一 (Single)」をクリックします。

    • 複数のオーディオチャンネルを書き出すには「複数 (Multiple)」をクリックします。

  3. チャンネルリストで、書き出すチャンネルを選択します。
  4. 「範囲を書き出し (Export Range)」セクションで、以下のいずれかの操作を行ないます。
    • ロケーター範囲を書き出すには「ロケーター (Locators)」をクリックします。

      補足

      ロケーター範囲が空であったり、反転していたりすると正しく書き出しを行なうことができません。

    • 「サイクルマーカー (Cycle Markers)」をクリックし、サイクルマーカーリストで対応する範囲を書き出すサイクルマーカーをオンにします。

      補足

      プロジェクトには少なくとも 1 つサイクルマーカーが含まれている必要があります。

  5. 必要に応じて、「エフェクト (Effects)」ポップアップメニューを開いてオプションを選択します。

    これは、「チャンネルの選択 (Channel Selection)」セクションで「複数 (Multiple)」を選択した場合のみ使用できます。エフェクト、チャンネル設定、パン、マスターバスの設定などを含めてオーディオを書き出すことができます。

  6. 「ファイルの場所 (File Location)」セクションで、有効な書き出し先を設定します。
  7. ファイル名を設定します。
    補足

    「名前の設定パターン (Naming Scheme)」ダイアログで、名前の設定パターンを定義できます。

  8. 「キューを書き出し (Export Queue)」セクションを開き、「キューに追加 (Add to Queue)」をクリックします。
    補足

    ロケーター範囲が空の場合やサイクルマーカーが選択されていない場合など、ジョブが有効でない場合はジョブを追加できません。この場合、警告メッセージが表示されます。

  9. 必要に応じて、必要なジョブの数だけ上記の手順を繰り返します。
  10. 必要に応じて、ジョブキューリストで個々のジョブを選択し、すべてが正しく設定されているかどうかを 1 つずつ確認します。

    ジョブキューリストでジョブを選択すると、そのジョブのすべての設定が「オーディオミックスダウン書き出し (Export Audio Mixdown)」ダイアログに表示されます。必要に応じて、選択したジョブの設定を変更して「ジョブを更新 (Update Job)」をクリックします。

  11. 「キューの書き出しを開始 (Start Queue Export)」をクリックします。
    補足

    「キャンセル (Cancel)」をクリックするとキューの書き出し全体をキャンセルできます。これにより、書き出し処理が停止され、すでに書き出されたファイルがハードディスクから削除されます。ジョブキューリストは保持されます。

結果

書き出しキューのジョブが 1 つずつ連続で書き出されます。進行状況バーには、書き出しの推定残り時間、現在書き出されているチャンネル、チャンネル名、残りのジョブの数が表示されます。