Cubase を GoPro VR Player に接続する

このセクションでは、Cubase を GoPro VR Player バージョン 3.0.5 に接続する方法の例を示します。

前提

GoPro VR Player バージョン 3.0.5 を http://www.kolor.com/gopro-vr-player/download/ からダウンロードして、ローカルコンピューターまたはネットワーク上の別のコンピューターにインストールします。

手順

  1. GoPro VR Player で「File」 > 「Preferences」を選択します。
  2. 「Video Decoding」ページで、「Backend」「Windows Media Foundation」を選択します。
  3. 「Primary/Secondary」ページで、「Communication Mode」「Secondary」を選択します。
  4. 「Controllers」ページで、必要に応じて「Head-Mounted Display SDK」の設定を変更します。

    ほとんどの場合は「Auto」モードが適しています。

  5. GoPro VR Player の環境設定メニューを閉じます。
  6. Cubase で、「プロジェクト (Project)」 > 「GoPro VR Player Remote」を選択します。
  7. 「GoPro VR Player Remote」ウィンドウで「Select Video File」をクリックして、ファイルダイアログでビデオファイルを選択します。

    これにより、Cubase から GoPro VR Player をリモートコントロールできるようになります。ファイルの選択は Cubase プロジェクトに保存されます。

    補足

    ファイルダイアログでアクセスできないネットワーク上のリモートコンピューターにビデオファイルがある場合、ビデオファイルフィールドをクリックしてフルファイルパスを手動で入力できます。

  8. 「Video Stereoscopy」で、選択したビデオファイルの立体視の形式を選択します。
  9. 「IP Address/Port」に、GoPro VR Player が実行されているコンピューターの IP アドレス/ポートを入力します。

    デフォルトでは、「IP Address/Port」はローカルコンピューターに設定されます。

  10. ヘッドマウントディスプレイを使用しない場合は、「Send Head-Tracking Data」をオンにします。

    これにより、トラッキング情報を「Head Tracking」ウィンドウから GoPro VR Player に送信できます。

  11. 「Connect」をオンにして、GoPro VR Player のトランスポートを Cubase に同期させます。

結果

GoPro VR Player は、Cubase のトランスポートおよびシステムに接続された VR コントローラーから送信されるヘッドトラッキングデータによって制御されます。