Cubase を介したモニタリング

Cubase を介してモニタリングを行なう場合、オーディオ再生と入力信号はミックスされます。そのため、オーディオデバイスのレイテンシー値を、可能な限り低く設定する必要があります。

手順

  1. トラックリストで、「モニタリング (Monitor)」をオンにします。
  2. MixConsole で、モニタリングのレベルとパンニングを調節します。

    トラックのチャンネルを使用して、エフェクトや EQ をモニター信号に追加できます。大きく遅延が生じるプラグインエフェクトを使用している場合、Cubase の自動ディレイ補正機能を使用すると、レイテンシーが増加します。これを回避するには、「プラグインディレイ補正の解除 (Constrain Delay Compensation)」機能を使用します。

  3. 「環境設定 (Preferences)」ダイアログで、「VST」を選択します。
  4. 「自動モニタリング (Auto Monitoring)」ポップアップメニューを開いてモニタリングモードを選択します。

結果

モニター信号はレイテンシー値 (オーディオデバイスとドライバーに依存) に応じて遅延します。ハードウェアのレイテンシーは、「スタジオ設定 (Studio Setup)」ダイアログの「VST オーディオシステム (VST Audio System)」ページで確認できます。