「EFX」(エフェクト) ページ
このページは 3 基の独立したエフェクトユニット (「Distortion」、「Delay」、「Modulation」(フェイザー/フランジャー/コーラス)) より構成されます。「EVENT」ボタンの右にある「EFX」ボタンをクリックして開きます。
各エフェクトセクションはエフェクトタイプや特性を決定するボタンとパラメーターを設定するスライダーで構成されます。
エフェクトをオンにするには「Active」を押してください。
再度クリックするとエフェクトはオフになります。
Distortion
4 種類のディストーション特性から 1 つ選択します。
Distortion: ハードクリッピングのディストーション
Soft Distortion: 柔らかなソフトクリッピングのディストーション
Tape Emulation: 磁気テープのサチュレーションのような歪みを生成するテープエミュレーション
Tube Emulation: 真空管アンプのような歪みを生成
- Drive
入力信号を増幅することによりディストーション量を設定します。
- Filter
ディストーションフィルターのクロスオーバー周波数を設定します。ディストーションフィルターはクロスオーバーポイントとカットオフ周波数が等しいローパスフィルターとハイパスフィルターで構成されています。
- Tone
ローパスとハイパスフィルター間の信号レベルの量の相対値をコントロールするパラメーターです。
- Level
エフェクトの出力レベルをコントロールします。
Delay
3 種類のディレイ特性から 1 つ選択します。
Stereo Delay: 左右にパンできる 2 本の独立したディレイライン
Mono Delay: 2 本のディレイラインが 1 本のシリアル接続となったモノのデュアルタップディレイ
Cross Delay: ディレイ信号がステレオチャンネル間で交錯するタイプのディレイ
- Song Sync
ディレイタイムのテンポ同期をオンまたはオフにします。
- Delay 1
ディレイタイムを 0 ミリ秒から 728 ミリ秒の範囲で設定します。「MIDI」シンクがオンの場合は、1/32 から 1/1 音符、3 連符、付点音符の範囲から設定します。
- Delay 2
「Delay 1」と同じです。
- Feedback (fdbk)
ディレイのディケイをコントロールします。値が大きいほどディケイのリピートが長くなります。
- Filter
ディレイのフィードバックループ内に挿入されているローパスフィルターの設定です。フィードバックフィルターのカットオフ周波数を設定します。設定値が小さいと後続のエコー音がより暗くなります。
- Level
エフェクトの出力レベルをコントロールします。
Modulation
3 種類のモジュレーション特性から 1 つを選択します。
Phaser: クラシックなフェイズ効果を生成する 8 ポールのオールパスフィルターを使用します。
Flanger: 左右のチャンネルにフィードバックを持つ独立した 2 本のディレイラインで構成されています。両ディレイタイムは周波数可変の LFO によりモジュレーションできます。
Chorus: 4 基の独立した LFO によりモジュレーションされる 4 本のディレイを持つ豪華なコーラスエフェクトです。
- Song Sync
「Rate」パラメーターのテンポ同期をオンまたはオフにします。
- Rate
ディレイタイムを変調させる LFO の値を設定します。「Song Sync」がオンの場合は曲のテンポに同期します。
- Depth
ディレイタイムモジュレーションの深さを設定します。
- Delay
4 本のディレイラインのディレイタイムを設定します。
- Feedback (fdbk)
4 本すべてのディレイ用に正負のフィードバック量を設定します。
- Level
エフェクトの出力レベルをコントロールします。