パターンをトリガーする

プロジェクトでの作業を続けながら Beat Designer でドラムパターンを編集したい場合、プロジェクトから各パターンをトリガーできます。

Beat Designer のパターンをトリガーするにはノートオンのイベントを使用します。MIDI トラック上のイベント、もしくは MIDI キーボードで演奏するノートのいずれかとなります。MIDI ノートのピッチによりトリガーされるパターンが決定します。トリガーの範囲は、C1 から 4 オクターブ (つまり、C1 から B4 まで) となっています。

手順

  1. 1 つのトラックの Beat Designer を開きます。
  2. 「Jump」を有効化します。


    このモードでは、MIDI ノートオンのイベントが新たなパターンをトリガーします。

    • トリガーイベントを含む MIDI パートを使用してパターンをトリガーする場合、パターンを直ちに (イベントの受信と同時に) 切り替えるか、または次の小節で切り替えるかを選択できます。「Now」をオンにすると、パターンが即座に切り替わります。「Now」をオフにすると、パターンはプロジェクトの次の小節の頭で切り替わります。

    • MIDI キーボードを使用し、ライブでパターンをトリガーする場合、新しいパターンは常に、プロジェクトの次の小節を待ってから演奏されます。すぐに切り替えてしまうと、再生中に不自然な中断が生じます。

  3. MIDI プロジェクトの再生を開始し、MIDI キーボードで鍵盤を押さえると次のパターンがトリガーされます。

    パターンは次の小節線からスタートします。

  4. MIDI パートを作成し、プロジェクトでパターンを切り替える位置にノートを入力します。

    ジャンプモードの設定により、新たなパターンはすぐに、または次の小節の頭からスタートします。

    • ジャンプモードがアクティブな場合、パターンまたはサブバンクをプロジェクトにドラッグすると、トリガーイベントを含む MIDI パートが自動的に作成されます。

    補足

    最初のステップ以前にサウンドするパターン (フラムまたはレーンオフセットの設定による) をトリガーする場合、それらも反映されます。