Proximity

Anymix Pro は、Proximity サラウンド形式をサポートします。Proximity 形式では、スピーカーからのサウンドを聞き手に非常に近い位置に定位させることができます。

このエフェクトを聴くには、Proximity ヘッドフォンシステムなどの適切なリプロダクションデバイスが必要です。



Proximity 形式を入/出力の構成に使用する場合、「In」「Out」 ポップアップメニューで、以下のいずれかのパターンから選択できます。

入力: Variable、出力: Proximity

入力信号を Proximity 形式に変換します。これによって標準の 5.1 セットアップと追加の 2 つの Proximity チャンネルの間の入力信号のバランスを取れます。

入力: Proximity、出力: Proximity

Proximity 信号のエフェクトレベルを調節できます。

入力: Proximity、出力: Variable

入力された Proximity 信号をデコードし、5.1 以外の任意の標準出力構成に変換します。

補足

7.1Proximity にエンコードする前に、8.0/8.1 のトラックを 7.1 に変換します。これによって、チャンネルの順序のエラーが発生するのを防げます。

Proximity FX Level

Proximity エフェクトを設定できます。



Maximum

入力ソースに適用する Proximity エフェクトレベルの最大値を設定します。

Distance Control

エフェクトレベルによっての入力チャンネルの位置による減衰の仕方を選択します。

ポップアップメニューから減衰曲線を選択できます。

  • Off

    エフェクトレベルが一定になります。

  • Linear

    減衰はちょうど中心から始まり、直線的に適用されます。

  • Sinusoidal

    減衰はラウドスピーカーの辺りから始まり、距離とともに指数関数的に増加します。

  • Elliptical

    減衰はステージの 3 分の 2 から始まり、指数減衰曲線に従って適用されます。

Reference

Proximity レベルの距離ベースの減衰が、中心アイコンの位置か、入力チャンネルの個々の位置に依存させるかを選択できます。