手順
- 両方のアプリケーションで入出力のバスを作成し、デジタル入出力にルーティングします。
バスの数や構成は使用しているオーディオデバイスや目的によって異なるでしょう。たとえば、システムに 8 つのデジタル I/O がある場合 (ADAT 接続など)、必要に応じて複数のモノラルバスやステレオバス、または 1 つのサラウンドバス、あるいはそれらのコンビネーションを作成できます。重要な点は、両方のアプリケーションに同じ構成を設定するということです。たとえば、コンピューター 1 で 4 つのステレオ出力バスを作成した場合、コンピューター 2 にも 4 つのステレオ入力バスを作成してください。
- 適当なオーディオファイルを選んでコンピューター 1 で再生します。
楽曲のファイルを読み込んでサイクルモードで再生するのもいいでしょう。
- インスペクターか MixConsole で、再生しているオーディオのチャンネルが、設定したデジタル出力バスの 1 つにルーティングされていることを確認します。
- コンピューター 2 で MixConsole を開き、対応するデジタル入力バスを確認します。
再生中のオーディオがコンピューター 2 のアプリケーション上に表示されているはずです。入力バスのレベルが振れていることを確認してください。
- 今度はコンピューター 2 で再生し、コンピューター 1 でモニタリングするように上記と同じ手順で操作します。
結果
これで、デジタル接続が正しく動作することを確認できました。
補足 これ以降、デジタル入出力ポートに接続された入出力バスを「VST System Link バス」と呼ぶものとします。