操作を記録する

現在のプロジェクトの設定が非常に重要な場合、オートメーションがどのように機能するかを十分に理解できるまでは、実際のプロジェクトでの実験は避けたいと思われるかもしれません。その場合は、新しいプロジェクトを作成して以下のテストを実行できます。テスト用のプロジェクトにはオーディオイベントが含まれていなくても構いません。オーディオトラックがいくつかあれば十分です。

手順

  1. プロジェクトウィンドウのツールバーで、「W」をクリックしてすべてのトラックへの書き込みをオンにします。
  2. 再生を開始し、MixConsole でボリュームフェーダーなどのパラメーター設定を調整します。

    調整が済んだら再生を停止し、再生を開始した位置にプロジェクトカーソルを戻します。

  3. 「W」をクリックして書き込みモードをオフにし、「R」をクリックしてすべてのトラックへの読み込みをオンにします。
  4. 再生を開始して、MixConsole を確認します。

    前回の再生時に行なったすべての操作が正確に再現されます。

  5. 「プロジェクト (Project)」 > 「使用中のオートメーションをすべて表示 (Show All Used Automation)」を選択して、記録されたすべてのオートメーションイベントを表示します。
  6. 記録した操作をやりなおすには、「W」を再度クリックして、同じ位置からもう 一度再生します。
    補足

    記録した MixConsole 操作を確認しながら、別のチャンネルのフェーダー操作を記録したい場合などは、「W」「R」を同時にオンにできます。