モニターチャンネルの専用割り当て

一般的に、Control Room チャンネルには専用のポートを割り当てます。ただし、作成したモニターチャンネル同士でデバイスポートや入出力を共有すると便利な場合があります。たとえば、サラウンド構成内の左右スピーカーをステレオ用のスピーカーとしても利用している場合などです。

そうした場合、デバイスポートを共有しているモニター間でシームレスな切り替えができます。その際、必要に応じてマルチチャンネルオーディオからステレオへのダウンミックスも行なわれます。一度にアクティブにできるモニターセットは 1 つだけです。

複数のモニターチャンネルにポートを割り当てる必要がない場合は、「環境設定 (Preferences)」ダイアログの「VST」 - 「Control Room」ページで「モニタリングチャンネルに専用のデバイスポートを使用 (Exclusive Device Ports for Monitor Channels)」オプションをオンにすることをおすすめします。これによって、モニターチャンネルと入出力に対して誤って同じポートを割り当ててしまうのを防ぐことができます。

重要

「モニタリングチャンネルに専用のデバイスポートを使用 (Exclusive Device Ports for Monitor Channels)」の設定は Control Room のプリセットと共に保存されます。このため、プリセットを呼び出すと、「環境設定 (Preferences)」ダイアログでの設定が上書きされることがあります。