別のコンピューターでビデオを再生する

別のコンピューターでビデオを再生することで、メイン CPU のリソースをフルにオーディオや MIDI の処理に割り当てることができます。高解像度ビデオを再生すると、CPU 負荷が極めて高くなる可能性があるため、この機能が役立ちます。

手順

別のコンピューターにビデオトラックを移動します。

結果

VST System Link ネットワーク上のコンピューターはすべてのトランスポートコマンドに応答するため、異なるコンピューター間でもビデオのスクラブ再生を実行できます。

スクラブ再生を行なうとき、リンクしているコンピューターでは再生が完全に同期しないことがあります。また、VST System Link 経由のスクラブ再生では、これ以外にも制限事項がいくつかあります。

  • スクラブ操作を始めたら、スクラブ操作のコントロールは必ず同じコンピューター上で行なってください。

    スクラブ再生中に別のコンピューター上でスクラビングの速度を変えようとすると、そのコンピューターでの再生速度だけが変わることになります。

  • 再生はどのコンピューターでもスタートできます。

    スクラビングが行なわれている最中に再生しようとすると、スクラブ再生がいったん停止し、すべてのコンピューターが同期した状態で再生がスタートします。