All MIDI Inputs に入力していた非録音時のデータを選択トラックに挿入する

非録音時の入力データ、つまり停止モードまたは再生中に「All MIDI Inputs」に送信された MIDI データを選択したトラックに挿入できます。

前提

停止モードまたは再生中に MIDI ノートをいくつか再生しておき、それらを復帰させることとします。

手順

  1. キャプチャーされた MIDI データを挿入する MIDI トラックを選択します。
  2. 「トランスポート (Transport)」 > 「非録音時の MIDI 入力データ記録 (MIDI Retrospective Recording)」 > 「「All MIDI Inputs」から挿入 (Insert from All MIDI Inputs)」を選択します。

結果

「All MIDI Inputs」でキャプチャーされた MIDI データが、選択したトラックに 1 つのリニア MIDI パートとして挿入されます。

補足

選択した複数のトラックからバッファーデータを挿入した場合、異なるトラックで再生されたデータ間のタイミングオフセットが保持されます。

補足

MIDI トラックに MIDI Inserts が使用されており、「MIDI Inserts」セクションの「出力をトラックに録音 (Record Output to Track)」がオンになっている場合、バッファーデータには MIDI Inserts によって作成されたイベントが含まれます。