録音を自動的に開始する

Cubase は決められた位置で、自動的に再生と録音を切り替えできます。ある録音部分を、ほかの録音内容と交換したいとき、また、すでに録音してあるオーディオを聴いてから、録音開始位置から実際に録音したいときなどに便利です。

手順

  1. 左ロケーターを録音の開始位置に設定します。

    パンチ位置をロケーターとは別に設定するには、トランスポートパネルの「パンチポイントをロケーターにロック (Lock Punch Points to Locators)」をオフにして、右側の値フィールドにパンチイン/パンチアウトの位置を設定します。

  2. トランスポートパネルで、「パンチイン (Punch In)」をオンにします。
  3. 左ロケーターよりも手前の位置で、再生を開始します。

結果

パンチ位置をロケーター位置にロックしていない場合は、プロジェクトカーソルがパンチイン位置に達すると録音が自動的に開始します。

サイクルモードがオンになっており、パンチイン位置が左ロケーターの位置に対応し、かつパンチアウト位置が右ロケーターの前にある場合、録音はパンチアウト位置で停止し、パンチイン位置から再開します。

パンチ位置がロケーターにロックされている場合、プロジェクトカーソルが左ロケーターに達すると録音が自動的に開始します。