オートメーションデータを描画するツール

鉛筆ツールだけではなく、オブジェクトの選択ツールとラインツールを使用しても、オートメーションのイベントを描けます。オートメーショントラックでこれらのツールのいずれかをクリックすると、「R」が自動的にオンになります。

  • オブジェクトの選択

    オブジェクトの選択ツールでオートメーショントラックをクリックすると、オートメーションイベントが追加されます。[Alt] を押しながら操作すると、複数のオートメーションイベントを描くことができます。

    補足

    このとき、既存の 2 つのイベントの間に差し込まれたイベントは、既存カーブと差を生じない場合、マウスボタンを放すと同時に取り除かれます。

ラインツールの別のモードをアクティブにするには、ラインツールをクリックで選択してから、再度クリックしてポップアップメニューを開き、ラインツールモードを選択してください。

使用できるラインツールのモードは以下のとおりです。

ラインツール

オートメーショントラックを「ライン (Line)」モードのラインツールでクリック&ドラッグすると、オートメーションイベントをライン状に作成できます。リニアフェードの作成などにとても便利な方法です。

放物線ツール

「放物線 (Parabola)」モードのラインツールでオートメーショントラックの上をクリック&ドラッグすると、より自然なカーブとフェードを描けます。

補足

右から描くか、左から描くかによって放物線の形状は異なります。

サイン波/三角/矩形ツール

「サイン波 (Sine)」「三角 (Triangle)」「矩形 (Square)」モードのラインツールでオートメーショントラックの上をクリック&ドラッグする際、「スナップのタイプ (Snap Type)」「グリッド (Grid)」に設定しておくと、グリッド設定によって、カーブの周期 (1 サイクルの長さ) が定められます。[Shift] を押しながらドラッグすると、周期の長さをグリッドの倍数単位で任意に設定できます。

補足

ラインツールは引き寄せタイプのオートメーションカーブにのみ使用できます。