バッファーサイズを調節する

VST System Link ネットワークでは、バッファーサイズを調節してレイテンシーを最小限に抑えることが特に重要です。これは、VST System Link ネットワークによるレイテンシーが、システム内のすべての ASIO 対応デバイスで発生するレイテンシーの合計になるためです。

手順

  1. 「スタジオ (Studio)」 > 「スタジオ設定 (Studio Setup)」を選択します。
  2. 「デバイス (Devices)」リストで、使用しているオーディオデバイスを選択します。
  3. 「コントロールパネル (Control Panel)」をクリックします。
  4. バッファーサイズを小さくします。

    バッファーサイズが小さいほど、レイテンシーも小さくなります。使用しているシステムで可能な限り低いバッファーサイズにしておくのが最良です。一般的には 12ms (ミリ秒: 1ミリ秒 = 1/1000 秒) 前後か、それよりもやや小さいくらいの値が適切です。

    重要

    レイテンシーは同期自体には影響しませんが、MIDI やオーディオ信号の送受信タイミングやシステムの体感速度に影響することがあります。